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鹿踊り(ししおどり)








のりこです[i:63974]
今日は、午前中にできるだけ仕事を[i:63906][i:63894]やっつけて…
お昼過ぎから、新長田の若松公園(鉄人28号広場)へ飛んでいきました[i:63960][i:63960][i:63960]
仕事で1日潰すのは悔しいし、前から気になっていた催しがあったのです[i:63951]。
『鹿踊り・新長田公演』
三陸沿岸地域に伝わり、千年あまりの歴史を誇る鹿踊り(ししおどり)は、先祖供養などにも披露される伝承芸能。
昨年の東日本大震災の津波被害を乗り越え、岩手県大船渡市からやってきたのです。
こんなチャンスは、そうあることではありません[i:63913]
岩手県から遥々お越しになったのは、『仰山流笹崎鹿踊保存会』の皆さん。
「津波で、頭や衣装、道具が流され、存続の危機に直面したが、国立民族学博物館(大阪・吹田市)の林勲男准教授らが協力し、長さや形に厳しい条件があり入手が難しい角などの装束を揃えることができた」そうです。
これは、本当にものすごいこと[i:63913][i:63913]
たくさんの方々の協力と、いろいろなご苦労を重ねてこられて、踊りが[i:63903]復活[i:63903]したのです。
もしかしたら、これは歴史的な出来事なのかもしれません。
見ていて、ため息が出ました。涙が出そうでした…。
踊りが始まる前に、袖で控えて準備されている皆さんの様子を、間近でしばらく見ていました。
ものすごいエネルギーと、喜びと、踊りや衣装に対する誇りと愛情を感じました。
代々伝わってきた頭や衣装・道具は、津波により失ってしまいましたが、鹿踊りの技や心は失われなかったのですね。
改めて、伝承芸能の素晴らしさ、人間の強さというものを感じました。
本当に本当に良かったです[i:63951]。
保存会の皆さん、有り難うございました[i:63913]